医学部合格に向けて頑張っている受験生の皆さん。
5月も終わり、いよいよ梅雨に入ろうとしていますが、現時点での手応えはいかがでしょうか。
少し疲れも出てくる時期ですが、初心を忘れることなく、必死で頑張っている当校の生徒たちを見ると本当に頼もしく思えます。
しかしその一方でしっかり確認していかなければならないこともあります。
それは、「学習法に手応えを感じているか」ということです。
正直言って、机に座っている時間が長ければ長いほど成績が上がるとは限りません。
自分で効果的だと思える学習ができているかどうか、そこは常に自分でチェックしておかなければなりません。
学習した内容が確実に自分のものになっていっているかどうか、もしそうでないなら何が問題なのか。
今の時期は「よし、この学習法であれば必ず実力がついてくるぞ」という自信が何よりのモチベーションアップにつながります。
逆に学習法に今ひとつしっくりきていない場合でも、今ならまだ修正できます。
教科担当の先生などに相談して、修正していきましょう。
ベストの学習法は一人ひとり異なるかもしれません。
ただ一つ言えるのは、学習は「考える」ことが重要だということです。
授業で習って「分かった」ことを自分が解けた問題のように勘違いし、「復習」と言って解説を目で追うだけの人もいます。
そのような見直しでは絶対に力はつきません。
解答・解説を見ずに、自力で「解ける」かどうか、その確認をする作業が「復習」です。
入試までに多くの問題に触れなければ、と焦るあまり、学習方法を間違ってしまう受験生もいるようです。
今は焦らず、じっくり学習に取り組むことをお勧めします。
ガンバレ、受験生!
(教務 鳥越)



